梨
シャキシャキの歯ごたえとみずみずしい果肉が疲れをとってくれる
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日本では夏の訪れとともに、おいしい梨の季節がやってきます。 たっぷりとした果汁に加え、リンゴ酸やクエン酸のさわやかな酸味もあり、夏の水分補給や疲労回復にも役立ちます。 |
梨のおいしい食べ方
軸が細くて肩と尻が張った扁平な形が、おいしい梨のスタイル。
色つやが良く重量感のあるものを選びましょう。
梨の味の良い部分は、お尻の部分。
芯は甘味が少なく、酸味が強くなるので、気になる人は芯の部分を大きく取り除きましょう。
- 色つやが良く重量感のある梨を選ぶ
- お尻の部分に甘味が凝縮
- 果肉の白さを保つためには塩水に通す
栽培農家からのメッセージ
梨栽培 豊橋市 今川博道(いまがわ ひろみち)さん
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昼と夜の寒暖の差の激しい豊橋市の気候が、甘味のある梨を生み出します。 最新の糖度センサーを備えた選果場から、品質の良い大玉の梨を出荷。 減農薬を心がけ、有機肥料を主体に、最新の注意を払って栽培しています。 |
幸水(こうすい) | 出荷時期 7月下旬~8月下旬 果肉は柔らかく果汁も多い一番ポピュラーな梨。酸味は少なく、糖度の高さが自慢。 |
豊水(ほうすい) | 出荷時期 9月下旬~10月上旬 ほどよい酸味があり、濃厚な味が特徴。幸水より大きめの玉で、果汁はたっぷり。 |
新高(にいたか) | 出荷時期 9月中旬~10月下旬 500gから1kgと最も大玉で、赤ちゃんの頭ぐらいの大きさ。果汁が多く歯ごたえがあり長期保存に向いています。 |
愛宕(あたご) | 出荷時期 11月中旬~12月上旬 お正月前に出回る大玉の梨。果肉は白く、酸味は少ない。シーズンの最後を飾る品です。 |
肉を食べた後のデザートに
梨にはタンパク質を分解するプロアテーゼという酵素が含まれているので、肉をたくさん食べた後のデザートを梨にすれば、消化を助けます。
また、肉を柔らかくする働きもあります。